2016年4月7日木曜日

東京都立農業高校 新入生の約7割が女子生徒



東京では、ほとんどの都立高校が7日に入学式を迎えました。このうち都立農業高校では年々、女子生徒の割合が高くなり、今年度は新入生のおよそ7割が女子生徒となりました。

東京の都立高校では7日にほとんどの学校が入学式を迎え、このうち府中市にある都立農業高校では179人が入学しました。かつては農家を継ぐ男子生徒が多く通っていましたが、年々女子生徒の割合が高くなっていて、ことしの新入生はおよそ7割(68%)に当たる121人が女子生徒となりました。
学校によると、フラワーデザインや本格的な洋菓子や和菓子作りを学べたり、調理や茶道に関わる資格が取れたりするなど、女子に人気の高い職業につながる授業が多いことが女子生徒の増加につながっているのではないかとみています。
新入生の女子生徒は「将来は緑に関わる仕事に就きたくてこの学校に入りました。女子が多いのは農業をテーマにした漫画などがはやっている影響もあるのではないかと思います」と話していました。
農業に関わる学科がある公立高校では、全国的にも女子生徒の割合が増える傾向にあり、文部科学省の調査では、昨年度、全体の49%が女子生徒で、20年前より15ポイント高くなっているということです。

引用:NHK


都立農業高校

2016年4月3日日曜日

国土交通省・広域地方計画に四国新幹線が初の「検討課題」


6501 日立製作所

国土交通省は29日、今後10年の四国地域の活性化策など将来展望を描いた「四国圏広域地方計画」を決定した。基本計画にとどまっている四国への新幹線導入を検討課題として初めて盛り込んだ。国交省は地元自治体とも協力しながら計画を推進していく。

 計画は発展の目標として、南海トラフ巨大地震への対応や産業集積による競争力強化など5分野を挙げた。このうち個性ある地域づくりの中で、広域交通ネットワークの整備として「新幹線整備にかかる基礎調査が行われるなど、鉄道の抜本的高速化が長期的な検討課題」と位置づけた。

 四国地方整備局の石橋良啓局長から決定通知を受けた四国圏広域地方計画協議会の千葉昭会長(四国経済連合会会長)は「オール四国の官民が将来を見据え、精力的に議論を重ねてきた。総意ともいうべき新幹線が反映されたことは画期的」と具体化に期待した。

 現行の四国圏広域地方計画は2009年8月に策定。昨年3月以降は、国の地方部局や四国4県の自治体、四経連などで協議し、観光振興のほか、災害や人口減対策を盛り込んだ計画原案をつくっていた。

引用:日本経済新聞