2017年3月4日土曜日

グッジョブ! 年金の防人 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) 四半期過去最高 10.5兆円の黒字



髙橋理事長コメント

平成28年度第3四半期の運用状況の公表及び保有銘柄開示(平成28年3月31日時点)による市場への影響に関する検証結果に当たっての髙橋理事長コメント

2016(平成28)年度第3四半期(10月~12月)は、主要国の景況感が改善する中で、米国による財政拡大期待の高まりやOPEC総会における減産合意などもあり、米国株式が史上最高値を更新するなど、世界的に株高基調が強まりました。また、米国の長期金利が上昇したことから、ドル高基調となりました。

このように良好な市場環境が続いたことから、10月から12月までの運用実績はプラス7.98%となりましたが、当法人は長期的な観点から運用を行っており、短期的な市場変動に捉われず、投資原則・行動規範を遵守し、年金財政に必要な積立金を残すためにしっかりと受託者責任を果たしてまいります。

なお、平成13年度からの累積収益額は50兆円を超える結果となっております。


また、昨年11月において、第2四半期の運用状況の公表に際し、平成28年3月末時点の保有銘柄の開示を行いましたが、その開示による市場への影響に関して検証を行った結果、市場への影響は確認されなかったことから、平成29年7月にあらためて平成29年3月末時点の保有銘柄を開示することとしました。引き続き保有銘柄の開示が市場に及ぼす影響の有無を注意深く観察し、今後とも運用の透明性の確保に努めてまいります。

引用:GPIF

平成28年度第3四半期運用状況を掲載しました。[PDF:499KB]
「Investment results for the third quarter of fiscal 2016」を掲載しました。[PDF:383KB]
「保有銘柄開示による市場への影響に関する検証結果について(2)」を掲載しました。[PDF:104KB]


【リーダーの栞】GPIF 高橋則広理事長


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