2016年9月10日土曜日

株式投資での基礎知識 毎年9月の下落要因 ブラックアウト・ルール by FOMC


引用サイト:http://nikkei225jp.com/

NYダウ平均株価 終値は400ドル近く値下がり

9日のニューヨーク株式市場は、アメリカの追加の利上げが近づいているという見方から、警戒感が広がって売り注文が加速し、ダウ平均株価は400ドル近く値下がりしました。
9日のニューヨーク株式市場は、ボストン連邦準備銀行の総裁がこの日の講演で発言した内容を手がかりに、アメリカの追加の利上げが近づいているという見方が広がりました。
このため、警戒感から幅広い銘柄に売り注文が相次ぎ、ダウ平均株価は、前日より394ドル46セント安い、1万8085ドル45セントで取り引きを終えました。
終値の下げ幅としては、イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めた直後の6月下旬につけた610ドルに続く、ことし2番目の大きさとなります。
市場関係者は「先週末に発表されたアメリカの雇用統計がふるわなかったため、市場では利上げは遠のいたという見方が広まっていたが、金融政策を決める会合のメンバーでもある総裁の発言をきっかけに、再び早期の利上げが意識された。また、原油先物価格が前日より3%以上下落したことも、売り注文に拍車をかけた」と話しています。

引用:日本放送協会ホームページ



ブラックアウト・ルール

ブラックアウト・ルールは、単に「ブラックアウト」とも呼ばれ、中央銀行の政策決定会合のメンバーが、政策決定会合の前後の時期に、金融政策に関することについて発言することを禁じたルールをいいます。これは、金融政策に関することが事前に口外されてしまうと、市場関係者やアナリストなどが予想して市場(マーケット)が先に動いてしまい、会見(発表)が効果的に行えないことを回避するためのものです。

例えば、日本銀行の場合、金融政策に関する対外発言について、政策委員会内の申し合わせで取り決められています。具体的には、金融政策決定会合開始の2営業日前から会合終了当日の総裁記者会見終了時までの期間は、原則として、金融政策および金融経済情勢に関して発言をしないこととされています。

ちなみに、ブラックアウト・ルールの適用期間が一番長いのは米国で、FRB(連邦準備制度理事会)の関係者が金融政策に関して踏み込んだ発言をしてはならない期間は、FOMC(連邦公開市場委員会)が開催される前週の火曜日からFOMC終了時までとなっています。

>引用ここまで。
引用先:ifinance




2016年9月9日 FOMCブラックアウト直前のボストン連銀のローゼングレン総裁の発言の後に、ドルが続伸し、欧州、米国の株価が下落したことによるメモです。
ここ最近、要人発言を自動分析する自動取引が増えこのような個人の発言が大きく株価を動かすことが多くなっています。

個人運用者もこの振幅に結構、ひっかかりますので注意しましょう。





9月20─21日

2日目米東部夏時間午後2時(1800GMT、日本時間22日午前3時)に声明発表

日本時間午前3時半に記者会見

11月1─2日

2日目米東部夏時間午後2時(1800GMT、日本時間3日午前3時)に声明発表

12月13─14日

2日目米東部標準時間午後2時(1900GMT、日本時間15日午前4時)に声明発表

日本時間午前4時半に記者会見

<2016年に投票権を有する地区連銀総裁>

ニューヨーク連銀総裁

クリーブランド地区連銀総裁

ボストン地区連銀総裁

セントルイス地区連銀総裁

カンザスシティー地区連銀総裁

引用ロイター

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