2016年7月20日水曜日

大型クルーズ船ができるまで、三菱重工業の大型クルーズ船事業への挑戦




7011 三菱重工業
配当額合計 1株12円 配当利回り 2.57% (2017/03期 会社予想 — 05/09に発表

2016年3月16日と22日、三菱重工業が主要新聞5紙に掲載した全面広告が話題を呼んでいます。同社の製品群をカラーで紹介したものですが、建造の大苦戦が伝えられていたドイツ・AIDAクルーズ社向け客船「AIDA Prima」を完成(14日)させ、第2船を進水(21日)させたばかりのタイミングにもかかわらず、そのラインナップには「船」がありませんでした。

 三菱重工は“客船建造をもう諦める”ということなのでしょうか。同社は、大型客船を建造できる日本で唯一の企業。「あきらめる」ということは、日本からその灯火が消えてしまうことになります。

 建造中の火災、設計変更などによって1年遅れた「AIDA Prima」(12万5000総トン、乗客定員3300人)の引き渡し式は大方の予想通り、一般にも、記者団にも公開されないまま行われました。三菱は同船の写真とともに1枚のニュースリリースで、この「ヒペリオン(土星の惑星)クラス」と名付けられた「新生代の客船」をドイツ・ハンブルクへと送り出したのです。

引用:乗り物ニュース


0 件のコメント:

コメントを投稿