2016年12月25日日曜日

JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 
その5 業態分析

ジャンル別に区分しました。
※こちらで、各社のIRを読みながら個人的な分析での区分けですので、
実際の業態と異なる場合もありますので、ご注意ください。

2016年12月23日金曜日

JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 
その4 配当実績

前回、リストアップしたJPX日経中小型株指数採用銘柄から前期が無配の銘柄を除外しました。
理由としては、長期運用の場合、株価の上昇より配当を狙っていこうと考えています。

無配銘柄は、新興(ジャスダックやマザーズ)市場のものが多く、東証1部市場替えを目指してる場合が多いです。

(前期配当銘柄一覧)

2016年12月19日月曜日

各指数の時価総額
新しいJPX日経中小型指数の時価総額はどれくらい?

バフェット指標

長期投資スーパースターとして有名なウォーレン・バフェット氏が愛用しているとされる、ある国のGDPと上場株式の時価総額の総和を比べる指標をいいます。これは、ある国の株式時価総額増加率と名目GDP成長率は長期的には収斂するとの理論をもとに考え出された指標です。

引用:ifinance

このため、日本のGDPは、500兆円ぐらいなので、東証1部の現在の580兆円は、高いのではないかということになるのですが、以前にも書きましたが、日本のGDP算出は、欧米など他国が採用しているGDP算出基準より古いものを採用しているため、他国より低く算出されています。
本年度より、他国が採用しているSNA2008で算出されますので、バフェット指数を日本市場に適応させて場合の乖離率は少なくなるのではと、思われます。


12月16日現在の東証1部、東証2部、ジャスダックの時価総額

項目名東証1部東証2部ジャスダック
時価総額(普通株式ベース)5,819,327億円74,120億円79,773億円
時価総額(発行済み株式ベース)5,840,398億円74,246億円79,875億円
普通株式数380,327百万株17,865百万株10,771百万株
発行済み株式数383,560百万株17,898百万株10,900百万株
1株当たり時価(普通株式ベース)1,530.08円414.88円740.57円
1株当たり時価(発行済み株式ベース)1,522.67円414.81円732.79円
日経新聞社 国内の株式指標より引用


JPX日経中小型 平均時価総額 496億円 x200社 時価総額 9兆9200億円 
JPX日経400 平均時価総額 8890億円 x400社 時価総額 355兆6000億円


http://www.jpx.co.jp/news/1044/nlsgeu0000023z6k-att/hp_j.pdf

2016年12月17日土曜日

JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 
その3 採用銘柄一覧



JPX日経中小型株指数採用銘柄の個別を株式コード別に並べてみました。

証券コード(銘柄コード)とは、上場企業を数字4桁で表したものです。

※証券コードは、上場時の業種によって、決められています。
(下記は、やさしい株のはじめ方より引用しました。)

  • 1300~ 農林水産 | 1500~1699 鉱業 | 1700~1999 建設
  • 2000~2999 食品
  • 3000~3599 繊維製品 | 3700~3999 パルプ・紙
  • 4000~4999 化学・医薬品
  • 5000~ 石油・石炭 | 5100~ ゴム | 5200~5399 窯業 |
    5400~5699 鉄鋼 | 5700~5800 非鉄金属 | 5900~ 金属製品 
  • 6000~6499 機械 | 6500~6999 電気 
  • 7000~7499 輸送用機械 | 7700~7799 精密機械 | 7800~7999 その他製品
  • 8000~8299 商業 | 8300~8599 銀行・ノンバンク | 8600~ 証券・証券先物 |8700~ 保険 | 8800~ 不動産
  • 9000~ 陸運 | 9100~ 海運 | 9200~ 空運 | 9300~ 倉庫・運輸 | 9400~情報通信 | 9500~ 電気ガス | 9600~9999 サービス
(コード/市場区分/銘柄名でならんでいます。)
市場区分の表記については、市場第一部=1、市場第二部=2、マザーズ=M、JASDAQ=J

JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 
その2 長期投資に有効と考える理由



JPX日経中小型株指数採用銘柄に着目した理由として

1.基準(スクリーニング)が明確
① 適格基準によるスクリーニング
下記のいずれかに該当する場合は銘柄選定の対象としない。
・上場後3年未満(テクニカル上場を除く)
・過去3期いずれかの期で債務超過
・過去3期すべての期で営業赤字
・過去3期すべての期で最終赤字
・整理銘柄等に該当

http://www.jpx.co.jp/markets/indices/jpx-nikkei400/01.html

この条件とあと、3年連続配当を組み合わせればいいかも。

2.ROE(株主資本利益率)重視
定量的な指標によるスコアリング
(1)により選定した銘柄に対して、以下の項目に基づいてそれぞれの順位スコアを付与した上で、以下の比率で合算し、総合スコアを算出する。
・3年平均ROE:70%
・3年累積営業利益:30%

ROE
株主にとってみれば、自分たちの投資資金が上手に使われて、採算がとれているかどうかという指標にもなります。例えば、市中の年間金利が2%のときROE が1%なら、採算がとれているとはいいにくいでしょう。その会社への投資資金を全部1年ものの預金で運用すれば2%の利息が入るからです。少なくともその時期の市中金利より高い投資採算を挙げなくてはなりません。したがって、経営者にとっては会社運営の成績ともなる指標です。

例えば、豊富な資産があり、優秀な技術力もありながら利益が出ていなければ経営に問題があるわけで、このような状態を前述の指標によって推測し、経営陣刷新のための企業買収が行われることもあります。


3.購入価格が手ごろで、個人投資を学ぶのに丁度よい。
100株単位で購入額が1万円ちょっとで買えるので、投資を学ぶのには、丁度良いと思います。

それでは、次回に個別株を見ていきましょう。
次世代への投資 JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 その3

JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 
その1 採用基準




日本経済新聞社と東京証券取引所は14日、中小型株を対象とする「JPX日経中小型株指数」を構成する200銘柄と選定基準などの詳細を発表した。来年3月13日から算出・公表する。

 新指数は投資魅力の高い銘柄で構成するJPX日経インデックス400の考え方を中小型株にも適用。2016年8月31日を基準日とし、同日の指数を10000とする。

 東証の上場銘柄から、時価総額や売買代金で中小型株の範囲を決めたうえで、過去3年間の平均自己資本利益率(ROE)と営業利益累計額を使って順位を決定。複数の独立社外取締役がいるといった定性条件も加味して200銘柄を選ぶ。

 構成銘柄の現時点の内訳は東証1部が179社、東証2部が3社、マザーズが3社、ジャスダックが15社。

 日経指数の公式サイト「日経平均プロフィル」(http://indexes.nikkei.co.jp/)で全構成銘柄と算出要領を公開する。

引用:日本経済新聞

新指数「JPX日経中小型株指数」の算出・公表開始について

名称
JPX 日経中小型株指数(JPX-Nikkei Mid and Small Cap Index)
(略称:JPX 日経中小型(JPX-Nikkei Mid Small))


構成銘柄数 200 銘柄

対象銘柄
東証の市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ を主市場とする普通株式

【選定基準】
以下の手順及び基準に従い、銘柄選定を行う。