2016年12月17日土曜日

JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 
その2 長期投資に有効と考える理由



JPX日経中小型株指数採用銘柄に着目した理由として

1.基準(スクリーニング)が明確
① 適格基準によるスクリーニング
下記のいずれかに該当する場合は銘柄選定の対象としない。
・上場後3年未満(テクニカル上場を除く)
・過去3期いずれかの期で債務超過
・過去3期すべての期で営業赤字
・過去3期すべての期で最終赤字
・整理銘柄等に該当

http://www.jpx.co.jp/markets/indices/jpx-nikkei400/01.html

この条件とあと、3年連続配当を組み合わせればいいかも。

2.ROE(株主資本利益率)重視
定量的な指標によるスコアリング
(1)により選定した銘柄に対して、以下の項目に基づいてそれぞれの順位スコアを付与した上で、以下の比率で合算し、総合スコアを算出する。
・3年平均ROE:70%
・3年累積営業利益:30%

ROE
株主にとってみれば、自分たちの投資資金が上手に使われて、採算がとれているかどうかという指標にもなります。例えば、市中の年間金利が2%のときROE が1%なら、採算がとれているとはいいにくいでしょう。その会社への投資資金を全部1年ものの預金で運用すれば2%の利息が入るからです。少なくともその時期の市中金利より高い投資採算を挙げなくてはなりません。したがって、経営者にとっては会社運営の成績ともなる指標です。

例えば、豊富な資産があり、優秀な技術力もありながら利益が出ていなければ経営に問題があるわけで、このような状態を前述の指標によって推測し、経営陣刷新のための企業買収が行われることもあります。


3.購入価格が手ごろで、個人投資を学ぶのに丁度よい。
100株単位で購入額が1万円ちょっとで買えるので、投資を学ぶのには、丁度良いと思います。

それでは、次回に個別株を見ていきましょう。
次世代への投資 JPX日経中小型株指数採用銘柄の分析 その3

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