2017年4月5日水曜日

英検準1級程度の力がある教員は中学校が3割、高校は6割という衝撃



先生の英語力 国の目標に達せず

都道府県別の順位
(教員)
 中学1位・・福井 56.3%
   2位・・徳島 49.3%
   3位・・富山 47.9%

 高校1位・・香川 89.1%
   2位・・福井 85.8%
   3位・・石川 85.0%

(生徒)
 中学1位・・奈良 48.0%
   2位・・東京 47.1%
   3位・・福井 46.5%

 高校1位・・富山 47.3%
   2位・・福井 44.8%
   3位・・兵庫 43.4%



全国の中学校と高校で、英語を教える教員の英語力を調べた結果、英検準1級程度の力がある教員は中学校が3割、高校は6割にとどまり、いずれも国の目標を下回ったことがわかりました。
文部科学省は、英語の授業を改善するため、英検準1級程度以上の力を身につけた教員が全国で、中学校では50%、高校では75%になるよう目標を定めています。

これについて、全国の中学校、高校の英語教員、合わせて5万3000人余りを去年12月時点で調査した結果、こうした英語力がある中学校の教員は32.0%、高校の教員は62.2%で、いずれも目標を下回っていました。都道府県別に見ますと最も高かったのは、中学校が3年連続福井県で56.3%、高校が香川県で89.1%でした。

一方、生徒の英語力については、中学校で英検3級程度以上、高校で英検準2級程度以上がそれぞれ50%になるよう目標を定めていますが、この水準に達した生徒は、中学校が36.1%、高校が36.4%でいずれも目標に届きませんでした。都道府県別にみると、最も高いのは、中学校が奈良県で48.0%、高校が富山県で47.3%でした。

文部科学省は「生徒の英語力は都道府県ごとで判断の基準が一部異なるが、教員の英語力が影響していると考えている。今後は、指導力の向上にも取り組んでもらい、改善につなげたい」と話しています。

引用:NHK


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