2018年1月7日日曜日

総務省グッジョブ! アジアで初となる日本方式によるデジタルテレビ放送

フィリピン共和国で地デジ日本方式の本放送が開始されました
―アジアで初となる日本方式によるデジタルテレビ放送―

平成27年2月12日(2015年)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000043.html

昨日(11日)、フィリピン共和国において地デジ日本方式(ISDB-T)によるデジタルテレビ放送が正式に開始されました。

<概 要>
 フィリピン共和国は、地上デジタルテレビ放送の技術方式として日本方式(ISDB―T)を採用し、我が国の官民の協力を得ながら、これまで同国政府による国内制度整備や放送事業者によるインフラ整備が進められてきました。
 このような経緯を経て、フィリピンの大手の民間放送事業者であるABS-CBN社は今月11日、日本方式による地上デジタルテレビ放送の本放送をマニラ首都圏等において開始しました。日本以外のアジアでは初となる日本方式によるデジタルテレビ放送です。
 地デジ日本方式は、ワンセグ放送によって移動中や安定的な電力供給が困難な地域であってもテレビ視聴が可能となります。また、テレビを通じて文字やイラストを用いた情報伝達(データ放送)が可能であることから、電子政府や遠隔教育、災害対策に活用することで同国が抱える社会課題の解決に貢献することが期待されています。
【参考】世界の地上デジタルテレビ放送方式


野田聖子総務相、フィリピン訪問に重度障害の長男を私費で同行。野田氏は今回の出張を女性活躍や働き方改革の推進の一環と位置づけた上で「今回が一つのモデルとして同様の悩みを抱える方々の参考となることを願う」と語る




野田聖子総務相は5日の記者会見で、9~11日にフィリピンを訪れ、私費で夫と重度の障害がある長男が同行すると明らかにした。「就寝中の夜間を含め随時のケアが必要な状況だ。出張中、配偶者にのみケアを強いると親の役割を果たせなくなる恐れがある」と説明した。

 野田氏は今回の出張を女性活躍や働き方改革の推進の一環と位置づけた上で「今回が一つのモデルとして同様の悩みを抱える方々の参考となることを願う」と語った。

 また、「私自身も公私の別をしっかりと確保する」と述べ、夫と長男の渡航費用に加え、ケアのため同じ部屋に泊まる自身の宿泊費も私費で負担するという。業務時間中は「家族とは接触しない」とし、「業務時間外に限り息子のケアをさせていただく」と語った。

引用:産経新聞

国土交通省と地方の努力が実る。 神戸港“復活” コンテナ取扱個数、阪神大震災前年上回り過去最高の見込み



神戸港“復活” コンテナ取扱個数、阪神大震災前年上回り過去最高の見込み
引用:産経ビズ
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180104/bsd1801041702002-n1.htm

平成7年1月17日の阪神大震災で港湾機能が甚大な被害を受け、コンテナ取扱個数が低迷していた神戸港(神戸市)で、29年のコンテナ取り扱いが震災前年の292万個を上回り過去最高になる見通しであることが3日、分かった。船会社への補助金制度の充実などで、地方港からの貨物集荷が進んだことが要因。かつて世界2位を誇った神戸港が震災から23年を経て復活、さらなる飛躍を目指して実証実験も始めた。

 神戸港の29年上期(1~6月)のコンテナ取り扱いは145万個で、震災前年の137万個を初めて上回り、上期では過去最高になった。地方港と神戸港を結ぶ内貿コンテナ貨物が前年比7・4%増となり、コンテナ取扱個数を底上げした。下期の7~10月は95万個を上積みし、10月末時点で240万個。28年の11、12月は約50万個だったが、29年は前年を上回るペースで推移していることから、震災前年の292万個をわずかに上回る見込みだ。

 神戸港の取扱個数は昭和51、52両年に世界2位、過去最高となった平成6年は6位だった。このときは海外港同士を結ぶハブ(拠点)港としての存在感があったが、震災で岸壁が沈下、コンテナを扱うクレーンも倒壊するなどし、港湾機能がまひした。

 7年の取扱個数は半減して世界24位まで後退し、横浜港などに抜かれて国内1位の座からも転落した。港湾機能を復旧させるだけで2年を要し、海外貨物は中国や韓国などに流出、復旧後も海外貨物は戻らなかった。

「国際コンテナ戦略港湾」指定で潮目が変わる
足踏み状態が続いた神戸港だったが、22年に国の国際コンテナ戦略港湾に指定されて潮目が変わった。神戸港などを運営する「阪神国際港湾」が、輸出入貨物を神戸港経由に変えた船会社や荷主に国からの補助金を出す制度を充実させ、国内貨物の取り扱いが急増し、それに伴って海外との外貿コンテナ貨物も増えた。超大型船が接岸できるよう岸壁の改良も進み、震災前の水準まで戻すことに成功した。

 復活を果たしつつある神戸港だが、海外港同士の輸送を中継する貨物が同港の取り扱い貨物全体に占める割合は、1%程度。上海港(中国)や釜山港(韓国)などとの差は埋まらず、28年も世界ランクは55位だ。

 このため、阪神国際港湾が主体となり29年11月、今年3月までの予定で実証実験を開始。神戸港に寄港している船会社の空きスペースをいち早く把握し、海外港で輸送待ちする荷物の取り込みを目指している。

引用:産経ビズ

安倍晋三首相は、渋沢栄一の言葉を引用し「もう満足だという時はすなわち衰える時だ。過去最高の収益に満足せず、どんどん新たな投資をしてほしい」と呼びかけ



首相「賃上げ3%を」 経済3団体の新年祝賀会で

安倍晋三首相は5日、経済3団体が都内で開いた新年祝賀会であいさつし「経済の好循環を回していくため、今年の賃上げ、3%をお願いしたい」と述べ、企業のトップに改めて賃上げを促した。明治の実業家、渋沢栄一の言葉を引用し「もう満足だという時はすなわち衰える時だ。過去最高の収益に満足せず、どんどん新たな投資をしてほしい」と呼びかけた。

 首相は東京や関西などの百貨店で初売りが好調だったことに触れ「4年連続で最も高い水準の賃上げが行われてきた成果だ」と強調した。「景気は気からというが、だんだん気が充満しつつある。今年はもっといくかな、という期待感が人々の足をデパートに運んだのではないか」と話した。

 首相は昨年12月の経団連の会合でも「長年の懸案であるデフレ脱却を実現するためにも、ぜひ来春も力強い3%以上の賃上げをお願いしたい」と要請していた。

引用:日本経済新聞