フィリピン共和国で地デジ日本方式の本放送が開始されました
―アジアで初となる日本方式によるデジタルテレビ放送―
平成27年2月12日(2015年)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000043.html
昨日(11日)、フィリピン共和国において地デジ日本方式(ISDB-T)によるデジタルテレビ放送が正式に開始されました。
<概 要>
フィリピン共和国は、地上デジタルテレビ放送の技術方式として日本方式(ISDB―T)を採用し、我が国の官民の協力を得ながら、これまで同国政府による国内制度整備や放送事業者によるインフラ整備が進められてきました。
このような経緯を経て、フィリピンの大手の民間放送事業者であるABS-CBN社は今月11日、日本方式による地上デジタルテレビ放送の本放送をマニラ首都圏等において開始しました。日本以外のアジアでは初となる日本方式によるデジタルテレビ放送です。
地デジ日本方式は、ワンセグ放送によって移動中や安定的な電力供給が困難な地域であってもテレビ視聴が可能となります。また、テレビを通じて文字やイラストを用いた情報伝達(データ放送)が可能であることから、電子政府や遠隔教育、災害対策に活用することで同国が抱える社会課題の解決に貢献することが期待されています。
【参考】世界の地上デジタルテレビ放送方式
0 件のコメント:
コメントを投稿