2018年1月7日日曜日

安倍晋三首相は、渋沢栄一の言葉を引用し「もう満足だという時はすなわち衰える時だ。過去最高の収益に満足せず、どんどん新たな投資をしてほしい」と呼びかけ



首相「賃上げ3%を」 経済3団体の新年祝賀会で

安倍晋三首相は5日、経済3団体が都内で開いた新年祝賀会であいさつし「経済の好循環を回していくため、今年の賃上げ、3%をお願いしたい」と述べ、企業のトップに改めて賃上げを促した。明治の実業家、渋沢栄一の言葉を引用し「もう満足だという時はすなわち衰える時だ。過去最高の収益に満足せず、どんどん新たな投資をしてほしい」と呼びかけた。

 首相は東京や関西などの百貨店で初売りが好調だったことに触れ「4年連続で最も高い水準の賃上げが行われてきた成果だ」と強調した。「景気は気からというが、だんだん気が充満しつつある。今年はもっといくかな、という期待感が人々の足をデパートに運んだのではないか」と話した。

 首相は昨年12月の経団連の会合でも「長年の懸案であるデフレ脱却を実現するためにも、ぜひ来春も力強い3%以上の賃上げをお願いしたい」と要請していた。

引用:日本経済新聞

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