2018年5月16日、日本銀行が、4月の日銀当座預金残高(速報値)を発表。
日銀当座預金残高(4月16日~5月15日の平均残高)は、386兆160億円。
前年比8.9%の増加となりました。
このうち、付利の対象となる当座預金残高は、368兆8000億円。
内訳は、プラス金利適用残高が208兆6650億円(56.6%)。
ゼロ金利適用残高が、130兆7650億円(35.5%)。
マイナス金利適用残高は、29兆3700億円(8.0%)。
*カッコ内は、当座預金に占める割合
*マイナス金利の当座預金に占める割合は、先月(7.9%)と比べ0.1%上昇
【日本銀行当座預金における金利】
2016年1月29日、日本銀行の金融政策決定会合で、マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入を決定。
具体的には、日本銀行当座預金を3つの階層の分割し、それぞれの階層に応じてプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用します。
2016年2月16日から実施されました。
<当座預金の3つの階層>
1、基礎残高…+0.1%を適用(プラス金利適用)。
・各金融機関が積み上げた既往の残高。
2、マクロ加算残高…0%を適用(ゼロ金利適用)。
・所要準備額に相当する残高。
・マクロ加算額の基礎残高に、掛目を掛けて算出を加算していきます。
3、政策金利残高…-0.1%を適用(マイナス金利適用)。
・当座預金残高のうち、1と2を上回る部分。
引用:Qnewニュース発表
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